「オンラインイベントを開催したいが、どのプラットフォームを選べばいいかわからない」「ZoomやMeetでは参加者同士の自由な交流ができず物足りない」とお悩みではありませんか。
オンラインイベントプラットフォームの選定を誤ると、参加者満足度の低下やイベントの失敗につながります。 本記事では、プラットフォーム選びの5つのチェックポイントと、ZoomやMeetでは実現できない3つの機能を解説します。
さらに、リバコの独自機能と活用事例もご紹介します。中小企業や自治体のイベント担当者様は、ぜひ最後までお読みください。
オンラインイベントプラットフォームとは?
オンラインイベントプラットフォームとは、インターネット上でセミナーや展示会、交流会などのイベントを開催するための専用システムです。
従来のビデオ会議ツールとは異なり、バーチャル空間(ハコ)での自由な移動や企業ブース設置、参加者データの詳細分析など、イベント運営に特化した機能を備えています。
近年、合同企業説明会や技術カンファレンス、経営者交流会など、様々なシーンでオンラインイベントプラットフォームの活用が広がっています。
会場費や移動コストを削減しながら、全国どこからでも参加できる利便性と、対面イベントに近い体験を両立できる点が評価されています。
特に予算制約のある中小企業や自治体において、費用対効果の高いイベント手段として注目を集めています。
オンラインイベントプラットフォームを選ぶ際のチェックポイント
オンラインイベントプラットフォームを選定する際は、以下の5つのポイントを確認することが重要です。
これらの基準を満たすツールを選ぶことで、イベントの成功率が大きく向上します。
プラットフォーム選定の成功の鍵
5つのチェックポイントすべてを満たすプラットフォームを選ぶことで、イベントの成功率は大幅に向上します。特に「参加者規模」と「コスト」は最初に確認すべき重要項目です。
プラットフォーム選定チェックリスト
イベント開催前に、以下の項目を確認しましょう。
- [ ] 想定参加者数に対応できる同時接続数があるか
- [ ] 配信の安定性・品質に問題ないか
- [ ] 参加者同士が自由に交流できる機能があるか
- [ ] イベント後にデータ分析を行うことができるか
- [ ] 予算内で利用できる料金体系か
参加者の規模に対応できるか
開催予定のイベント規模に対応できる同時接続数を確認しましょう。
【確認すべき項目】
- 同時接続可能な参加者数の上限
- 大規模イベント時の追加料金の有無
- 参加者増加時のスケーラビリティ
例えば、30名規模の社内イベントと300名規模の展示会では必要なスペックが大きく異なります。
将来的なイベント拡大も見据えて、柔軟に規模調整できるプラットフォームを選ぶことをおすすめします。
低予算で小規模運用から始め、必要に応じて予算を増額できるサービスなら、初期投資を抑えられます。
配信の安定性と画質・音質の品質
イベント中の接続トラブルは参加者満足度を大きく低下させます。
【確認すべき項目】
- 過去の大規模イベント実績
- トラブル発生時のサポート体制
- 外部ツール(Zoom、Google Meet等)との連携可否
特にセミナーや商談など、音声・映像が重要なイベントでは、高品質な配信環境が必須です。
既存のZoomやGoogle Meetの契約を活用できるプラットフォームなら、コストを抑えながら使い慣れた配信環境を利用できます。
事前に配信テストを行い、実際の品質を確認することをおすすめします。
双方向コミュニケーション機能の有無
一方的な配信だけでなく、参加者同士の交流機能が重要です。
【確認すべき項目】
- ビデオチャット・音声通話機能
- テキストチャット・DM機能
- 挙手や質問などのインタラクション機能
- 参加者が自由に移動できる仕組み
特に交流会や合同説明会では、参加者が興味のある相手と自由に会話できる環境が求められます。
従来のウェビナー形式では実現できなかった、双方向のコミュニケーションを実現する機能を備えたオンラインイベントプラットフォームを選びましょう。
データ分析の充実度
イベント後の効果測定には詳細なデータ分析が不可欠です。
【確認すべき項目】
- 参加者数
- ブースごとの訪問数
- 参加者が閲覧したコンテンツ
などのデータを活用することで、次回イベントの改善点が明確になります。
ROI(投資対効果)を経営層に報告する際にも、具体的な数値データは説得力を高めます。
コストパフォーマンスと契約形態
予算制約がある場合、料金体系の透明性と柔軟性が重要です。
【確認すべき項目】
- 初期費用の有無
- 従量課金制か月額固定制か
- イベント規模に応じた料金プランの柔軟性
オンラインイベントプラットフォームの料金形態は多様です。
単発イベントなら従量課金制、定期開催なら月額制が適している場合が多いでしょう。
イベントの規模や頻度に応じて最適なプランを選択することで、コストを最適化できます
Zoom等のツールでは実現できない3つのこと
ZoomやGoogle Meetは優れたビデオ会議ツールですが、イベント運営には限界があります。
オンラインイベントプラットフォームだけが実現できる3つの機能をご紹介します。
Zoom vs オンラインイベントプラットフォーム 機能比較表
| 機能 | Zoom / Google Meet | オンラインイベントプラットフォーム |
|---|---|---|
| 参加者の自由な移動 | ✗ 不可(ブレイクアウトルームは運営側が管理) | ✓ 可能(参加者が自由に移動・交流) |
| 企業ブース設置 | ✗ 限定的(画面共有のみ) | ✓ 充実(動画・PDF・リンク配置可能) |
| 詳細なデータ分析 | △ 基本情報のみ(参加時間等) | ✓ 詳細(滞在時間・行動履歴・動線分析) |
大規模イベントでの参加者同士の交流が難しい
Zoomでは全員が同じ会議室に集まる形式のため、大人数での自由な交流が困難です。
ブレイクアウトルームを使用しても、運営側が部屋割りを決める必要があり、参加者の自主性を妨げます。
オンラインイベントプラットフォームでは、参加者がハコ内を自由に移動し、興味のある相手に自ら話しかけることができます。
これは対面イベントの「立ち話」や「名刺交換」に近い自然な交流体験です。
特に合同企業説明会やネットワーキングイベントでは、この自由度が参加者満足度を大きく向上させます。
対面イベントに近い自然な交流を実現
参加者が「誰と話すか」を自分で選べることが、オンラインイベントプラットフォームの最大の強みです。運営側の介入なしに、自然な人間関係が生まれます。
ブース出展や企業ブランディングの自由度が低い
Zoomの画面共有では、企業の個性や世界観を表現することが困難です。
背景画像を設定できても、企業ロゴや資料を効果的に配置する機能は限られています。
オンラインイベントプラットフォームなら、企業ごとに専用ブースをデザインし、動画・PDF・Webサイトリンクなどを自由に配置できます。
来場者に強い印象を残すビジュアル演出や、ブランドイメージに沿った空間設計が可能です。
展示会や採用イベントなど、企業のブランディングが重要な場面で大きな差が生まれます。
参加者データの詳細な分析ができない
Zoomで取得できるデータは、参加者名・参加時間・退出時間など基本情報に限られます。
「どのブースに何分滞在したか」「誰と誰が会話したか」といった行動データは取得できません。
オンラインイベントプラットフォームでは、参加者の動線や滞在時間、興味関心を詳細に分析できます。
これらのデータを活用することで、次回イベントの改善やマーケティング施策の精度向上につながります。
投資対効果を可視化したい企業にとって、この分析機能は非常に重要です。
オンラインイベントプラットフォームなら「リバコ」がおすすめ
これらのチェックポイントを満たし、予算を抑えながら高品質なイベントを実現できるプラットフォームとして、リバコをご紹介します。
リバコとは
リバコは、しくみ製作所株式会社が提供するオンラインイベントプラットフォームです。
ハコで「現実に近い」コミュニティ・イベント体験を提供することをコンセプトとしています。
リバコの3つの強み
1. 無料で始められる:最大8人までの無料プラン
2. 簡単導入:ブラウザだけで利用可能
3. 外部連携:Zoom等の使い慣れたツールと組み合わせ可能
【リバコの特徴】
- アカウント登録後すぐに利用開始可能
- ブラウザベースでダウンロード不要
- 無料プランから始められる
- Zoom等の外部ツールとの連携可能
2021年の設立以来、自治体の就労支援イベント、企業の採用活動、技術カンファレンス、経営者交流会など幅広いシーンで導入実績があります。
リバコ料金プラン比較表
| プラン | 料金 | 参加者数 | 主な機能 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|
| 無料 | 0円 | 最大8人 (作成後3日間は制限なし) |
・基本的な交流機能 ・ブラウザベース ・基本データ分析 |
小規模な社内ミーティング 機能検証 |
| Standard | 110円/人/時間(税別) | 最大300人 | ・ステージライブ配信 ・個別URL発行 ・詳細データ分析 |
合同企業説明会 交流イベント セミナー |
| Enterprise | 要問い合わせ | 300人以上 | ・全機能利用可能 ・導入/運営サポート ・会場デザインサポート |
大規模カンファレンス 常設型イベント カスタマイズ希望の場合 |
Standardプランは110円/人/時間(税別)から利用可能で、使った分だけのお支払いです。
Enterpriseプランでは、大規模イベントや常設運営に対応した専門サポートをご提供します。
イベント規模や開催頻度に応じて最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談ください
リバコが使用される目的
リバコは多様なイベントシーンで活用されています。
リバコ活用シーン早見表
| イベントタイプ | 規模目安 | 主な活用機能 | 期待できる効果 |
|---|---|---|---|
| 合同企業説明会 | 50〜300名 | ・企業別ブース ・自由移動 ・ステージ配信 |
学生と企業の自然な対話 参加企業の認知度向上 |
| 就労支援 | 10〜100名 | ・聞き耳機能 ・相談ブース ・常設運営 |
心理的ハードル軽減 継続的な支援窓口 |
| 経営者交流会 | 20〜50名 | ・2人掛けテーブル ・自由移動 ・定例開催 |
1対1の深い対話 ビジネスマッチング |
| 採用活動 | 常時10〜30名 | ・常設型運営 ・企業PR動画 ・SNS連携 |
24時間365日の接点 求職者との継続的交流 |
| 技術カンファレンス | 100〜300名 | ・ステージ登壇 ・外部サイト埋込 ・資料共有 |
全国規模での情報発信 コミュニティ活性化 |
| 社内イベント | 30〜200名 | ・全社配信 ・部署別ブース ・交流エリア |
リモート社員も参加可能 会場費・移動費削減 |
合同企業説明会
複数企業が参加する大規模な説明会に対応できます。企業ごとにブースを設置し、参加者が自由に訪問できる環境を提供します。
就職・就労支援イベント
業界研究会や就労相談など、若者の就職活動支援に活用されています。オンライン環境により、距離や心理的障壁を軽減し、気軽に参加できる場を提供します。
経営者交流・ネットワーキング
経営者向けのオンライン交流会やビジネスマッチングイベントに活用されています。2人掛けテーブルで1対1の交流を促進したり、継続的なコミュニティ形成にも活用できます。
採用活動
常設型のバーチャル採用オフィスとして、24時間365日オープンする使い方も可能です。企業PR動画の設置やSNS連携により、求職者との接点を継続的に創出できます。
技術カンファレンス
プログラミング言語やテクノロジーのユーザーコミュニティ向けイベントでも活用されています。ステージ登壇、外部サイト埋込み、資料共有など多彩な機能で技術情報を発信できます。
社内イベント
全社総会、表彰式、研修、入社式、キックオフミーティングなど、企業の各種行事に対応します
リバコ利用者の声
実際にリバコを導入した組織からは、高い評価の声が届いています。
【就労支援機関の事例】
「心理的ハードルが下がり、新規登録者の獲得に成功しました」
課題: 距離や心理的障壁で来所できない若者への支援が困難でした。
解決: リバコでバーチャル相談室を開設し、初回接点を提供する環境を整備しました。
成果: オンライン環境により心理的ハードルが下がり、新規登録者の獲得に成功しました。常設型運営により、継続的な支援の窓口として機能しています。
【自治体主催の合同企業説明会の事例】
「参加者が自由に企業ブースを訪問し、自然な対話が生まれました」
複数企業が参加する大規模な合同企業説明会を開催しました。企業ブース、配信ステージ、サポートデスクを設置し、円滑な運営を実現できました。
参加者は自由に企業ブースを訪問し、興味のある企業と直接対話することができました。対面イベントに近い自然な交流が実現し、参加企業・学生双方から高評価を得ました
オンラインイベントプラットフォーム「リバコ」のおすすめ機能
リバコは、参加者が使いやすく運営者にとって柔軟なイベント環境を提供する機能を備えています。
機能1: 「聞き耳機能」で参加ハードルを下げる
テーブルの会話を事前に聞いてから参加できる、リバコ独自の機能です。
【聞き耳機能のメリット】
- いきなり会話に入る心理的ハードルを軽減
- テーブルに参加する前に会話内容を聞いて判断可能
- 自分に合った話題かどうかを事前確認できる
特にオンラインイベント初参加の方にとって、大きな安心材料となります。
対面イベントでは、会場に入る前に雰囲気を確認したり、会話の内容を少し聞いてから参加を決めることができます。
リバコの聞き耳機能は、この自然な行動をオンライン上で再現し、参加者が安心してイベントに参加できる環境を提供します。
機能2: 「ポータル機能」で会場を連結して大規模イベントに対応
複数のハコを相互に接続し、大規模なイベントにも柔軟に対応できます。
【複数会場連結のメリット】
- 作れるハコの数は無制限
- セミナー会場、企業ブースエリア、交流エリアなど用途別にハコを分離可能
- 参加者はハコ間を自由に移動できる
メインステージ会場と企業ブースエリア、交流ラウンジを相互に接続し、参加者が目的に応じて会場を行き来できる環境を構築できます。
大規模なイベントでも、目的別に空間を分けることで、参加者が迷わず目的の場所にたどり着けます。
オンラインイベントプラットフォーム・リバコに関するよくある質問
Q1. イベント開催までにどのくらいの準備期間が必要ですか?
デフォルトの会場テンプレートを使用する場合、アカウント登録後すぐに利用開始できます。
小規模イベントで標準的な会場設計で問題なければ、即日開催も可能です。
会場のカスタマイズや中・大規模イベントを希望される場合は、お打ち合わせから会場デザイン、リハーサルまで含めて2〜4週間程度の準備期間を見込むことをおすすめします。
Q2. 参加者のデータはどこまで分析できますか?
入場者数やコンテンツの閲覧回数などの履歴を確認できます。
より詳細な分析をご希望の場合はお気軽にご相談ください。
Q3. サポート体制はどうなっていますか?
メールでの問い合わせ対応を基本としています。
Enterpriseプランでは、導入サポート・運営サポート・会場デザインサポートが含まれます。
初回イベント時の技術的トラブルに備えた常駐サポート(有償オプション)も提供しています。
まとめ
オンラインイベントプラットフォームは、ZoomやMeetでは実現できない自由な交流、企業ブランディング、詳細なデータ分析を可能にします。
選定時の5つのチェックポイント:
- 参加者規模への対応
- 配信品質と安定性
- 双方向コミュニケーション機能
- データ分析の可否
- コストパフォーマンスと契約形態
リバコは、これらのポイントを満たしながら、「聞き耳機能」や「ポータル機能」など独自の機能で、参加者にとって使いやすく、運営者にとって効果的なイベント環境を提供します。
最大8人まで利用できる無料プランもご用意しておりますので、まずは機能をお試しいただけます。
本格的なイベント開催をご検討の際は、イベント規模や目的に応じて最適なプランをご提案いたします。
詳しい機能や料金プラン、導入事例については、リバコ公式ホームページをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
オンラインイベントを成功に導くサポートをさせていただきます。