ここでは、会社行事や勉強会などの最もスタンダートなレイアウトについて解説します。
合同説明会のように複雑なギミックは必要ないのですが、reBakoを利用する上でぜひ共通して考えて欲しいことは、テーブルの配置と座席の人数制限になります。これはそもそも、なぜreBakoがイベントに適しているのか、zoomなどのビデオチャットツールと何が違うのか、という問題と関連しています。
話は少し飛びますが、みなさんはパーソナルスペースという言葉をご存知でしょうか。これは他人に近付かれると不快に感じる空間のことで、大きく4つに分類されると言われています。wikipediaを引用すると密接距離(ごく親しい人に許される空間)、個体距離(相手の表情が読み取れる空間)、社会距離(相手に手は届きづらいが、容易に会話ができる空間)、公共距離(複数の相手が見渡せる空間)というような分類になり、物理的に距離が近くほど密接距離、離れるほど公共距離に近づきます。この距離感はみなさん普段無意識的にとっている距離で、それほど仲の良い相手ではない人に対して密接したりしないでしょう(最近は親しくてもNGですが)。
ここでビデオチャットツールを使って会話する画面を思い出して欲しいのですが、みんなが密接距離にいるような気がしませんか。そう、親しい距離に全員が集まっているような、しかもそれが10人など本来物理的にはあり得ない人数が集まっていたりします。オフラインでは無意識で行なっている距離感の調整が、通常のビデオチャットツールではできていないということです。会話の参加者がずらっと並んだ画面に違和感を感じるのはこのためです。そこで、reBakoでは少し画面を引いて空間を作るためにマップへ切り替えられたり、人数を絞ったりすることで、その違和感を緩和してあげています。
また、会話に適した人数というのは、だいたい4人程度と言われています。例えば10人が集まって話そうとすると、オフラインでは4人、4人、2人や4人、3人、3人のような小グループに分かれて会話が始まります。1人の話を全員が聞くことってセミナーや授業みたいなケース以外では基本的にはないはずです。ところが、これがオンラインになるとこの状況が頻発します。なぜなら、1つの会話チャネルに全員が座っている状態だからです。
飲み会をイメージしていただくとわかりやすいと思うのですが、誰かが話しているのをずっと聞いてるだけの状態って、そんなに楽しくないですし、盛り上がりに欠けますよね。それは会話に参加できる人数が限られてしまい、喋りたくても喋れない状態になるからです。1つの会話チャネルで話そうとすると、他の人の会話を遮って話すことができないため、誰かが話終わるのを常に待つ気遣いが必要になってしまうのです。
そこで、重要になってくるのが会話のチャネルを増やすことです。イベントへの参加人数が増えてきたら、1つのチャネルで会話できる人数を制限して複数のチャネルに分割しましょう。話を戻しますが、一般的に話しやすいと言われる人数はだいたい4人程度でした。そこで、4人前後の人数に分けると効果的に会話を演出できます。reBakoでは、この最も重要な人の配置を視覚的かつ簡単に行うことができます。これは、reBakoに限らず、一般的に会話しやすい状態を意識したイベント設計の話なので、ぜひ参考にしてみてください。
実際にテーブルを配置してみましょう。最初は前述の通り4人前後のテーブルを並べるのがオススメですが、もちろん用途に応じて、ある程度は柔軟に対応してください。reBakoのテンプレートには、会社のキックオフや少し堅めの催事に使えるテンプレートを用意していますので、テーブル配置の参考にしてみてください。

対象

社内イベント担当者
勉強会主催者

イベント進行の基本

会場アナウンス

会場アナウンス

レイアウトが完成したら、次は実際の催事をどう進行するかというのがポイントになります。一般的なイベントと異なり、参加者の反応が見えにくいのがオンラインイベントの難しいところです。特に、reBako上ではテーブルを分散しているので一層難易度が上がっています。そこで、うまく活用して欲しいのはチャットとエモーションです。
よくあるレイアウトとして、ステージをみんなで眺めながら各テーブルで何か作業をしてもらったり、会話してもらうようなデザインがありますね。例えばステージではYoutube Liveを流せるため、会全体の進行をそちらで実施するのが一例です。他にもzoomなど全員が入れるようなビデオチャットツールを別に立ち上げてそれをみながら、という方法もありますが、スマホなどで参加すると実現できないため、基本的には前者を利用するのがオススメです。
話が少しそれましたが、その会進行の際にあまりに配信が独立しているとリアクションがわからず進め方を迷いがちです。参加者が話についてきているのか、話がウケているのか、作業が終わっているのか、といった情報を視覚的に得ることが難しいのは、大きな課題になります。そこで、参加者にリアクション代わりのチャットやエモーションを送ってもらう、というのが一つの解決策です。
また、チャットには会場へのアナウンス機能もあるため、会の進行自体を全てチャットで実施することも可能です。チャット欄をタイムラインがわりに使えるので、細かい指示が必要ないようなイベントは十分実施可能でしょう。
これらの基本知識を押さえて、ぜひイベントを企画してみてください。